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育て方(Cropペディア)

トウモロコシ

イネ科トウモロコシ属

"夏を象徴する野菜、トウモロコシ。最近では白いトウモロコシや、生のまま食べられる品種もあります。とれたてはみずみずしく、その甘味にとても驚かされます。トウモロコシの最も美味しい取り頃はわずか2、3日。タイミングを残さず、その甘味を堪能しましょう。

発芽適温: 25~30℃

生育適温: 22~30℃

適正ph :6.0~6.5

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種まき・
植付け
収穫

※栽培スケジュールは目安です。栽培環境、栽培地域の気候により、栽培期間がずれることもあります。

栽培方法

1. 準備

【種まき2週間前】
酸度調整
適正 pH6.0~6.5
※pH6.0未満(酸性)の場合、苦土石灰をまいて調整。1m²あたり一握り(30g)の苦土石灰でpH0.5アルカリ性に傾く。
【種まき1週間前】
1m²あたり、堆肥は2kg、化成肥料は三握り(約100g)まき、耕す。有機肥料の場合は、N(窒素)、P(リン酸)、K(カリウム)が1m²あたりそれぞれ8g程度になるよう調節。
例) 1m²あたり、鶏糞3握り(100g)、油粕3握り(100g)

2. 種まき

畝高 5~20cm(水はけのよい高さを畑に応じて調整)
条間 30cm
株間 60cm
マルチシートを敷き、株間60cmで穴をあける。1穴につき、3粒種をまく。トウモロコシの種は鳥に食べられることがあるので、不織布をかぶせる。不織布の上から水をあげたら種まき完了。発芽したら、不織布を外す。

3. 世話1

【種まき2週間後】
間引き1回目
3本のうち、弱弱しい芽を1本抜く。
【種まき4週間後】
間引き2回目
草丈20~30cmになったら、2回目の間引きを行う。1穴につき1本にする。根が広がっているため、手で引き抜くと隣の株も抜けてしまうので、ハサミで切りとる。追肥
1穴につき一つまみ(3g)の化学肥料を各植え穴にまく。
有機肥料の場合は、N、P、Kが1m²あたりそれぞれ0.25g程度になるよう、量を調節。
例)1m²あたり、鶏糞1つまみ(3g)、油粕1つまみ(3g)
※施肥の量、適切な資材の種類は土壌条件によって異なるので成育の様子にあわせて調整。

【種まき2か月後】
追肥2回目
頭頂部に雄花が出始めたら、2回目の追肥を行う。

4. 世話2

【種まき2か月半後】
人工授粉
頭頂部の雄花が開花、その後数日たつと、雌花が開花する。茎をゆすって、花粉を飛散させる。トウモロコシは少ない本数だと、雄花と雌花の開花時期がずれてしまったとき、授粉しないことがある。複数の株を2列以上で栽培し、雌花の株に確実に授粉させるようにする。
アワノメイガ対策
トウモロコシの害虫、アワノメイガは、花粉に引き寄せられるため、人工授粉後に雄花をはさみで切り取ることで、被害に遭いにくくなる。

ヤングコーン収穫
1株に複数のトウモロコシができる。養分を集中させるため、1番上の1本を残し、他をかきとる。かきとった株はヤングコーンとして食べることができる。

【種まき3か月後】
トウモロコシが実るころ、カラスなどの鳥に食べられることがある。寄せ付けないように、トウモロコシの実をネットで包む。収穫するまで、すべてのトウモロコシにネットをかぶせておく。
支柱をたてて紐を張ることで防ぐこともできる。

5. 収穫

【種まき3か月半後】
収穫のタイミングは授粉後20~25日。茎と反対側に勢いよく押し倒して収穫する。採り時の見極めは、ヒゲが茶色く枯れ、触ってツブツブ感が確認できたとき。心配な場合は、頭頂部を少しめくってみて、頭頂部まで実が十分に膨らんだものから収穫する。まだツブが十分に膨らんでいないものは、外側をもとに戻して、成長を待つ。

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